11年前に設計した我が家。当時はこれほど暑くなく、今では主流になりつつある『エアコンはこまめにオン・オフするより一日中つけっぱなしの方がエコだ』とか『大きなエアコンではなく小さなエアコンをフル稼働したほうが良い』なんていうことは言われていませんでした。気候の変化とエアコンの効率が良くなったことでエアコンの使い方も変わってきたようです。そこで、2階、3階合わせて40畳の住まいを3階に設置してある11年前の古い10畳用のエアコンで涼を確保すべくダクトを作ってみました。展覧会で使うプラダンを加工したもので格好は悪いものの効果は絶大です。屋上の温度計が40度を超えていても25度設定で2階は26から27度、3階は27から28度を維持できます。断熱の有り難さをしみじみ感じています。赤い矢印のように風が出ますが、3階により多くの冷風が必要な時は丸印の子扉を開放しています。ちなみに、新しい住宅はダクト無しでもエアコンの風が効率よく循環するよう設計しています。参考に!
豊田
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