先日、工事中の住宅で棟上式があり施主の親戚や知り合いだけでなく近所の人も沢山集めて”餅まき”をしました。私が子供の頃は工事中の家が上棟すると餅まきが行われることが多く、その度に餅や一緒にまかれるお金やお菓を一生懸命拾っていました。最近は行われることがほとんどなくなったこともあり、どのプロジェクトの施主にも棟上での”餅まき”を勧めています。話をするとその時には「それはいいねーー」と盛り上がるのですが、やはり準備も大変な事もあり実際に行う事はほとんどありません。実は、今回の”餅まき”は私が設計の仕事を始めて以来、初となる餅まきでした。快晴の土曜という事もあり100人弱の人が集まり、その後の直会も盛り上がりました。そこでは行われなくなってしまった町内の夏祭り話題がでて、30代~50台の皆さんの手で来年から復活させることになりました。日常の中の非日常である上棟のお祝いは、暮らしの中で自然に近所の皆さんが関係をつくるいい機会にもなっていました。とてもいい棟上式でした。 鈴木
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船橋・習志野の建築家グループ
ケンチク・ふらっと
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